毎年、NHKBSでは年末年始に名作映画を何時間も放映しています。「番組が無いんだなあー」と思いつつ、好きな映画はつい見てしまうのですが、今年はどうも敬遠していながら、どこかの批評で「ロバートデニーロ、アンハサウェイの最高作!」なんて文言を見て、テレビでやっていたら見てみるか、と思っていた「マイインターン」が放送されました。
レイジングブル、ゴッドファーザー、タクシードライバー、カジノが好きなファンならわかっていただける筈ですが、この写真にあるデニーロはどうも、見たくないのです。
ところが、これはいい!
すでに7年前の作品ですが、今まで見なかったこと、劇場で見なかったこと、謝りたくなります。
製作、監督スタッフには女性が多い作品ですが、これは素晴らしいです。
お正月、2023年初の鑑賞作品として最高でした。アンハサウェイも魅力的でおそらく、この映画の影響で日本でも多くのドラマで悩める女性社長の物語を多く見ているのに、この映画に辿りつけなかった自分を悔いています。
デニーロ様は、時々こんなギャングとは正反対のキャラクターになるのですね。メリルストリープとの「恋におちて」を観た時にも同じ感覚でしたが、40年も前です。その俳優としてのキャリア、演じた役柄の多さに感嘆します。 ☆☆☆★
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田村 (月曜日, 02 1月 2023 16:53)
まったく同感です。この写真を見ると、デニーロファンは敬遠しがちですが、映画冒頭の
毎日に落胆し、どう生きていったらいいか迷う初老の様子はなかなか表現がむずかしいはずですが、デニーロはさすがです。そして単なるインターンから社長の右腕になる過程で時おりみせる鋭い目つきは、ゴッドファーザーのビトーコルレオーネでした!
駒田 (火曜日, 03 1月 2023 16:31)
この映画のアンハサウェイ、憧れの的です。
着ている服もかっこいいです。
ロバートデニーロがカジュアルで職場に来てと言われて、スーツの方が気楽なんです!って言うとこが、らしいです。
藤田 (日曜日, 08 1月 2023 12:46)
この役、やっぱりデニーロです。冒頭の独り暮らしになって、する事がない毎日をナレーションで描写するカットは、タクシードライバー、カジノ、グッドフェローズでした!