レイジングブル ロバートデニーロ

久々に投稿します。皆さんはTwitterや、インスタグラム、ブログすべてに投稿しているのでしょうか?

とてもじゃなく、スマホを持って、かつパソコンに必ず毎日向かっていないと、投稿や、他の方のメッセージのチエックで、一日過ぎてしまう感じです。

 

久しぶりに、ブログに書かなきゃと思わせた映画が、今日「午前10時の映画祭」で観てきた、レイジングブルです。映画史上名作ベスト10に必ず入る、スコッセッシ監督、ロバートデニーロにとっても筆頭に挙げられる、名作です。

でも、最初に学生の時に観た時は、とても悲惨な気持ち、夢や希望を感じる印象ではなく、それは何度観ても変わりません。

それでいて、画面に見入り、凄い映画だなぁーと感心させられるのは、各シーンの構図の素晴らしさと、ロバートデニーロ、ジョーペシに引け付けられる事、そして、常にこの映像にどんな意味があるのか、解釈を求め、観客自身が分析する、自己満足に似た感覚を得られる類の映画、(「地獄の黙示録」がこの部類ですが)だからではないでしょうか。

 

映画学科の学生たちに、この映画について、グループ討議をさせたら、何時間あっても足りなさそうです。

今日の午前10時の映画祭では、町山智浩さんの解説が上映前後についており、これがなかなか興味深く、おそらくスコッセッシ監督の意図が10代から50代まで何度も観て、初めて理解出来たような、解説でした。

スコッセッシ監督はとてもキリストを意識した作家で、この映画の最後にも、新約聖書から

「わからなかった事柄が、今、目を開けて見えるようになった」というフレーズが出されます。

この実在するボクサーは自分がリングの中でも、私生活においても殴る事で、自分の欲求を満たし、殴られる事でその罪を滅ぼしを自分にしているという解釈で、この映画を見直すと、単に悲惨で、可哀そうな主人公には見えてきません。

 

いずれにせよ、毎回この映画を観ると、冒頭のロバートデニーロがフードをかぶったまま、リング上でシャドーボクシングをする姿にイタリアオペラの音楽がかぶる、そのタイトルバックの強烈な印象が頭からはなれません。

やはり、史上ベスト10に入れたい映画です。            ☆☆☆☆

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コメント: 4
  • #1

    遠山 (火曜日, 25 10月 2022 17:00)

    お待ちしていました。久しぶりの千葉さんの映画評です。
    レイジングブルとは、渋いです。
    このポスターだけでも、構図がバッチリです。

  • #2

    ミシマ (火曜日, 25 10月 2022 17:59)

    この映画のボクシング試合場面は独特です。
    でも宗教的、十字架にかけられたキリストの苦しみと見れば、その後の主人公に生き方も、復活や、布教に置き換えられる見方もできますね。

  • #3

    吉岡 (水曜日, 26 10月 2022 11:23)

    Twitterや、Instagramに比べるとブログの更新は労力要ります。これもスマホがパソコンに比べて数段便利になった影響です。

  • #4

    君島 (月曜日, 07 11月 2022 16:04)

    ロバートデニーロ、スコッセッシ監督と言えば、これを挙げる人は多いですね。
    タクシードライバー、カジノも大好きですが、スコッセッシ監督は導入部での説明が、映像と、ナレーションも巧みに使って、一つのマジックです。