アカデミー賞の授賞式はびっくりする事が起きます。
賞の段取りが分刻みで進行するために、アドリブは許されていないため、一旦、予定外の発言、行動があると、最高峰のショーから途端に生の人間性が垣間見えてしまいます。
自分の妻への身体的ジョークに対し、ウイルスミスは壇上にあがり、クリスロックに張りてをし、その後も会場全体は二人の罵声で静まり返りました。
その後にウイルスミスは主演男優賞を受賞し、スピーチの中で謝罪し、「愛する家族を守り、侮辱されてもニコニコしている態度は我慢できない。」と語りました。これは演出ではなかったはずです。我を忘れて壇上にあがってしまったんだと思います。
でも、これは授賞式ですべきではなかったと思います。第97回アカデミー賞授賞式はこの印象になってしまいました。これが今の世相の象徴で、ウイルスミスの主演男優賞、コロナ明け、ジェンダー、戦況下を象徴する夜としては残念です。
スキャンダラスで面白いという趣もありますが、ウイルスミスもクリスロックも大きな後悔をしている筈です。
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マキノ (月曜日, 28 3月 2022 17:08)
ウイルスミス、カッコいいとはならないですか?
クリスロックも大スターですが、こうなると成す術なしです。
山本 (月曜日, 28 3月 2022 17:58)
これはすごいハプニングですね。
クリスロックは全く予感してなかったはずですが、プレゼンターを完遂したのはえらいと思います。
君塚 (火曜日, 29 3月 2022 09:15)
ウイルスミスのそのあとのスピーチもよかったですし、そのあとのプレゼンターの対処が最適でしたね。さすがアカデミー!
難波 (火曜日, 29 3月 2022 11:22)
ビンタは強烈で、クリスロックの左頬が凹んでました。続けたのはさすがです。
吉田 (水曜日, 30 3月 2022 10:28)
ウイルスミスは、受賞後のスピーチで、また招待してくれるかな?って言ってましたけど、基本的に来年の主演女優賞のプレゼンターですよね、どうするのでしょう?