大野将平の強さ!!

これが見たくて、オリンピックを待ってました。

大野選手の金メダルは当然ですが、試合前、後の表情、インタビューも興味深いものばかりでした。

 

「次元の違う人間の強さ」とどなたかが言っていましたが、常に自分と戦い、自分の弱さを見つめ、己を倒していく人生を行く姿勢は、真似できません。

 

NHKで放映された水泳の北島選手との対談は、短いながらとても感慨深いものでした。

コロナ状況でオリンピック開催が危ぶまれた時、練習も出来ない時、自分に対し、「オリンピックだけが、自分の柔道人生か?そうじゃない!」と言い聞かせ切り替えたそうです。

 

考えてみれば、自分を見たくないから、他人の弱点をみつけ、安心しながら毎日ダラダラ過ごすのが、楽な生き方ですが、あえて自分の弱さをさがし、克服する努力、動くのではなく、自分を動かす姿勢、は本当に疲れる毎日のはずです。

トレーニングにしても、「便利な時代に便利に頼らない」というコメントからも、自身を追い込む姿勢が伺えます。

 

大野選手の闘いはオリンピックの金メダルに満足することなく、まだまだ続くそうです。

本当の意味での、道を追求する、こんなに若いのに、この考え方は師とも言えます。

またいいものを見せていただきました。

 

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コメント: 4
  • #1

    尾形 (火曜日, 27 7月 2021 16:52)

    アスリートが努力してメダルを獲るとか、ゲームで勝利するっていう次元の事実をこえた、必死の思いと、常に自分に向き合って考え抜いている若者の、苦悩を見た気がします。

  • #2

    吉田 (水曜日, 28 7月 2021 20:45)

    大野選手、準決勝を、待っている間は、ダウンコートを着ていました。より燃えるためでしょうか?あくまでも自分を奮い立たせることに余念が無いのです!

  • #3

    (木曜日, 29 7月 2021 12:23)

    試合に勝っても、何もなかったかの様に深々と礼をして、畳を降りる姿がいいですね。多分必死に自問自答しているのです。

  • #4

    宮内 (木曜日, 29 7月 2021 13:28)

    大野選手が、対戦相手を、睨みつけてるのを見たことがありません。目線は大切ですが感情は相手にではなく、常に自分に向けているのですね。すごい。