今場所の白鵬は、覚悟を決めている顔、態度、相撲の取り方をしていた様にみえました。
立ち合いでの、張りて、立ち会わずに後ろへ下がった事で批判される事は、わかった上であえて協会、世の中に、挑戦しているかのようにもみえました。
今日の照ノ富士との千秋楽でも、上昇してくる相手に対して、呼吸をずらしているかの戦法でした。
立ち合いの際には、一瞬祈りを捧げている場面もありました。
白鵬は宮本武蔵の五倫の書、武士道を愛読しており、それを実践しています。
引退するか、自分にムチ打って続けるか、己との戦いに奮闘しています。
手術した膝も、その手術をしてくれた医師、家族のために、ひきずって戦っています。
ファンとしては、ここで引退して楽になってもいいのではとも思います。ここまで苦しんだ上で、全勝優勝した横綱は過去にも今後も出ないと思われます。
名古屋場所に観覧に来ていた、白鵬の奥様、4歳の娘さんはそんな白鵬の葛藤を理解しているように、涙をみせていました。
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宮下 (月曜日, 19 7月 2021 05:18)
奥さんとお子さん達が、画面に映るたびに涙が出そうになりました。もう15年以上も戦ってるんですね。
横井 (月曜日, 19 7月 2021 17:01)
賛否あっても、とにかく勝つための気迫は見ていて感激がありました。
横綱としてどうこう、という意見は嫌いです。