WowWowにて、仁義なき戦い特集を観ます。
仁義なき戦いシリーズは最初の5作が有名ですが、今回菅原文太さん主演としては、最終作の「組長最後の日」を観て、これが一番いいかもと、思いました。
今はもうない、新宿国際という劇場で何度か観た記憶もあるのですが、画像、セリフも鮮明なリプリントで見ると、対立する大阪と福岡の組織が手打ちを試みたその日に、文太さんの子分が間違って相手の重鎮を殺した事から、文太さんは両方の組織から追われ、自分の妹の亭主とも殺し合い、最後は自首しながらも、若いチンピラに刺されるという、裏切り、裏切りの中で、文太さんらしさ爆発です。
自分が何歳になっても、映画の文太さんは常に年上の兄貴に見えます。たぶんこの撮影時には30代と思われますが、コワオモテだけでなく、大きく見えるのです。スターなんですね。
この映画では、他の仁義シリーズとはちがい、博多弁を話す極道ですが、実際に博多に住んでいらした時期も長いはずです。
仁義シリーズを5本と認識しているファンの方々、ぜひこの「新仁義なき戦い 組長最後の日」をご覧ください。力作ですよ。 ☆☆☆★
コメントをお書きください
前田 (火曜日, 26 1月 2021 13:29)
新宿国際劇場、懐かしいです。よく、この組長最後の日は上映されていました。
3本立てで、あまり、関連性のない作品がバラバラに組まれてました。2階席が見やすいんです。復興で立ててくれて、あんなプログラムで上映されたら、ぜひ行きたいです。
富田 (火曜日, 26 1月 2021 17:38)
新宿国際を知ってる方々と交流が持てるのは嬉しいです。実際あの映画館は周りの観客にも怖い人が大勢で、暗くなるのが怖かった記憶もありますが、懐かしいです。
柏木 (木曜日, 28 1月 2021 20:43)
文太さんの映画の中で、ビールをコップで飲む時の、面倒そうに飲む仕草が好きです。
何度も真似ようとしますが、下品に見えて出来ないのですが、文太さんだからカッコよく見えます。