12月1日が映画の日というのは、あまり話題にならなくなりました。
これは12月だけでなく毎月1日を鑑賞料金を1000円にし、かつ劇場によっては毎週のように料金割引をするようになったからです。それだけ通常料金が高いということですが、こんなに簡単に劇場以外の媒体で新作を見れるようになったら、映画館の運営も料金だけの調整では難しいはずです。
そこで、今年の映画の日は新宿ピカデリーで特別上映の「燃えよドラゴン」を観ました。確か初公開ロードショー時はお正月映画としてここピカデリーで封切られ、そのまま次の年の6月までロングランしていた、ピカデリーにとっても、記録的映画です。
小学校、中学、高校の時は文化祭を抜け出して、ハワイの図書館でも、そしてブルースリーの命日に世界のどこかで上映される傑作です。
最近になってわかった事は、ブルースリーは俳優には興味が失せ、自分の武道、精神、格闘技術、を表現する手段として映画を選んだという事実です。この映画の中にも、武道を進む上での、己、敵、無心というものの哲学があり、それを探りながら鑑賞するファンが多くなっています。
なんと言っても、写真のトーナメントの場面の一撃が凄いです。何度見ても、パンチと防御の技術のスピードはカメラでも追いつけません。
そして、この映画に「燃えよドラゴン」とタイトルをつけた方、天才ですね。 ☆☆☆★
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下平 (火曜日, 01 12月 2020 19:10)
もう半世紀近く前の映画になってしまうのですね。カンフー映画と公開時には言われていましたが、この映画だけは別格です。言われているように、哲学を感じます。
木下 (火曜日, 01 12月 2020 22:02)
同意見です。「燃えよドラゴン」は名案です。Enter the dragon
では訳すとわかりにくいです。燃えよとは、なかなか思いつきません。
兼田 (水曜日, 02 12月 2020 12:34)
燃えよドラゴン、公開当時は大ブームでした。当のブルースリーが急死していたことで、ますます大きな話題でした。
前田 (土曜日, 05 12月 2020 14:27)
燃えよドラゴンには、後のスターになるジャッキーチェンや、サモハン、ユンピョウもエキストラで出演していて、彼等を探すので忙しくなります。でも名作ですね。