渡さん、哲、渡哲也

朝新聞を見て、声をあげてしまいました。

いつかは来る、人の死ですが、やはり残念です。

俳優、スターというよりは、その生き方、態度、人への接し方のお手本にしていた、尊敬の対象でした。

渡さんに会えるかと思って、始めたエキストラのアルバイトで一度だけお会いしたことがあります。「太陽にほえろ」「西部警察」2本のテレビドラマを石原裕次郎さんが闘病中に、進行して、最高に忙しい時代でしたが、エキストラの我々にもサンドイッチを配って下さいました。

 

裕次郎さんの会社を引き継ぎ、その恩返しのために半生を捧げたり、共演者、会社のスタッフ達への気遣い、石原プロで人身事故が起きた時の謝罪の仕方など、勝手にお手本にさせていただきました。

 

葬儀は勿論、お別れの会、しのぶ会など一切なく、家族だけで済ませてほしいと希望されていた通りに石原プロは従うそうです。華やかな世界にいながら、ご本人は本当に人のために尽力した、渡さんらしい生き方でした。

渡さん、高倉健さん、松田優作さんを一緒に観る事が出来た時代に居られたことに感謝します。

コメントをお書きください

コメント: 8
  • #1

    幸田 (土曜日, 15 8月 2020 08:06)

    知らなかった。我々の世代には、辛いですね、写真の3人にどれだけ楽しませてもらったことか。

  • #2

    富永 (土曜日, 15 8月 2020 17:29)

    渡哲也さんは、名演技というよりその人柄がそのまま演技、役柄に出るというか、多分素の度さんもこんな、頼れる人なんだろうなと思わせる、スターでした。
    そして、天性の顔立ちも手伝って、カッコよさは、裕次郎さん以上でしたね。

  • #3

    三田 (土曜日, 15 8月 2020 21:33)

    渡社長が人身事故被害者の病室に、直接出向いて謝罪したのには、驚きました。
    渡さんのいいところは、そういった映像が全くないことです。確かに尊敬の対象ですよね。

  • #4

    竹田 (日曜日, 16 8月 2020 07:21)

    なんだか唯一無二の方が亡くなるのは寂しいです。ご本人の意思とは裏腹に、ドラマ、映画の中よりも現実に、テレビ局と揉めたとか、NHKと喧嘩して何年ぶりに和解して大河ドラマに出演したとか、そんな事件でも人柄を見せてくれました。合掌

  • #5

    君島 (日曜日, 16 8月 2020 08:33)

    舘ひろしさんや、石原家の方々もお葬式に出れなかったのを、それが渡さんご本人の意思だからと皆さん守ったそうですね、らしいです。

  • #6

    ミシマ (日曜日, 16 8月 2020 14:02)

    多くの方に尊敬され、誰にも悪口を言われない渡哲也さんは、自分のキャリアに対しては欲は出さず、特に社長になってからは、社員や、裕次郎さんの名を汚さぬ事だけを考えていたそうです。なかなかこんな人にはなれません。

  • #7

    小峯 (月曜日, 17 8月 2020 00:35)

    大都会の、日暮坂や水割りがエンドタイトルに流れるのが楽しみでした。テレビでも映画でもああいうドラマは、もう見れないですね。

  • #8

    勝谷 (火曜日, 18 8月 2020 07:29)

    渡哲也さんの功績の一つは、小児癌撲滅キャンペーンへの協力です。ご自身の幾つかの闘病から、まず子供達から予防しようと尽力された姿は、本当に頭が下がりました。