007最高傑作と言われる、「スカイフォール」をDVDで見直します。
冒頭のタイトルバックまでの展開が、劇中のアクションと重なって流れるように、本題に見る者を引き込んでいきます。
サムメンデス監督さすがですね。
上海からマカオ、トルコと誘導され、悪の狙いはロンドンのジェームスボンドの上司ジュディリンチです。ロンドンの国会で大臣から尋問を受けている所へ、テロリストが乱入し、ボンドが走りこんでの銃撃戦の凄まじいこと。
そして、クライマックスはタイトルのスカイフォールへ導かれ、ボンドが幼少期を過ごしたスコットランドの山奥です。
自ら実家を焼き払わなくてはならない展開に、「昔からきらいな場所だった。」爆破するのも格好いい。
そして、ラストはボンドの新しい上司に、「007 Back on duty!」と呟く様も決っており、殺伐とした雰囲気を保ちつつ、希望すら感じてしまうのです。
2時間気分よく過ごせること請け合いです。 ☆☆☆☆
早く、新作を劇場で見たいものです。
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三島 (火曜日, 26 5月 2020 15:32)
ダニエルクレイグのスーツって、上着が少し短めで胴が締まっているんですよね。後ろの車はジャガーですかね。
これほどブランドイメージのキャラクターにされる男優も稀です。もしかすると本人は007のイメージを払拭したいと思っているかもしれません。
横田 (火曜日, 26 5月 2020 20:14)
スカイフォールは、自身の故郷に帰るという原点回帰ですよね。ゴールドフィンガーでボンドが使っていたアストンマーチンが登場すると同時に音楽もダブル場面が、印象的でした。
takagi (水曜日, 27 5月 2020 20:15)
賛成です。オープニングのボンドが列車上での格闘から、部下の女性から射殺されて滝に転落するエピソードが、最後まで伏線で引っ張られ、スカイフォールという題名にもかかっている様で、素晴らしかったです。サムメンデス、並じゃないです。
戸山 (金曜日, 29 5月 2020 14:43)
スカイフォールは、ジュディリンチの最後のMとしての作品ですよね。引き継いでボンドの上司になった男優も渋いです。