朝5時に起きて見るだけの価値のある試合でした。
スペインリーグ首位争い、レアルマドリード対バルセロナは前半は両チーム得点なく、終わりましたが、とにかくハイレベルな中盤でのパス繋ぎで圧倒されます。
そして、守備から攻撃、攻撃をカットされてからの守備に入りフォーメーションの変わり方の速さに驚きです。
バルセロナはゴールキーパーが守備の最後尾であり、攻撃の起点にもなるため、当たり前のように、キーパーが前線にパスを送ります。しかし、これがジタン監督の名采配を生むことになり、試合は1対0のままアディショナルタイムになり、レアルは時間潰し、バルサは全員攻撃で前へ出たところで、ジタン監督は昨年クリスティアーノ・ロナウドの背番号7番を継ぎ、期待されたものの成果をあげられずに、今年戦力外通告を受けていたマリアーノを選手交代で送りました。バルサはこの選手をノーマークで残り時間3分を攻撃に集中します。
写真のキーパー、ティア・シュテーゲンの表情が全てを物語るように、裏をかかれた心理作戦でした。
さすがは、世界レベルの一戦、朝からいいものを見せてくれました。
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伴田 (月曜日, 02 3月 2020 19:22)
ゴールキーパーが、自分のゴールにボールが入っていくのを見るのは辛い筈です。
ティアシュティーゲンのこの表情、滅多に観れません。これがクラシコダービーの醍醐味です。
竹下 (月曜日, 02 3月 2020 22:17)
レアルもバルサも最高のゴールキーパーです。特にティア・シュテーゲンが立っているとPKでも1対1でも得点出来そうにありません。そして両チームとも、17歳、19歳のスピードのある新人がいて、モドリッチやラキティッチが控えで出てくるのに驚きました。
宇多 (火曜日, 03 3月 2020 14:39)
TV中継ではロナウドもスーツを着て、応援観戦していました。それを知ってか、ジタン監督マリアーノを最後に使うとは、まさか得点までは想定しないにしても、バルサの攻撃集中力を増幅させたことは間違いありません。さすがです。